
そうだったのかブロックチェーン EP.022 |【第2部まとめ】ブロックチェーンは金融を変えるのか?
4月から走ってきた「そうだったのかブロックチェーン」、今回で第2部も最終回。テーマは第2部全体のまとめ——「既存金融×ブロックチェーン」の現在地です。まずは第2部を7つのセクション(取引/与信/ステーブルコイン/DeFi・予測市場・無期限先物/システミックリスク/金融規制)でざっと振り返り。意外にも第1部より第2部の方が視聴数が多かったという話から、「決済(ペイメント)は金融の主要な機能ではない」という第2部の裏テーマを改めて確認します。ブロックチェーンが金融でできることの多くは決済の高度化にとどまり、トークンを使わずブロックチェーンだけを既存金融に当てはめると、DXにもならない“ちょっと早いデジタル化”やミドルマンの改善どまりになりがち——複雑に積み上がった既存金融(ソフトウェア+法律+規制)に、スタートアップが小さく入っていくのはしんどい。入り口は美味しいが奥に行けない、そもそもブロックチェーンを当てはめる場所を間違えたのではないか、という議論です。そのうえで、ではどこに夢があるのか。「24時間365日」と「インスタントセトルメント」は別物で、自動化と責任を負う主体も別。プログラマブルペイメントは小さな話でも、プログラマブルクレジット=バランスシートのプログラマブル化まで広げると面白くなる。ペイメントキャパシティではなくバランスシートキャパシティの拡大、銀行(与信する主体)と二人三脚で、国をまたいで動く“渡り鳥”のようなトークン、ステーブルコインとトークナイズドデポジット(箱庭と箱庭を行き来する機能)、そしてクレジットを構成するパブリック/プライベートな情報とデータの自己主権——第3部への橋渡しとなる論点が次々に出てきます。否定ばかりに見えた第2部の先に、第3部では「マネーには収まらない何かをトークンで動かす・見せる・もらう」話へ。KYCとは、IDとは、データの自己主権、クレデンシャルの活用、そしてインセンティバイズ。半年の総決算を聞きながら、次の一歩を一緒に考えてみてください。
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