EP.006
そうだったのかブロックチェーン EP.006 | ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の「役割と価値」のあり方とは?
前回までの抽象的なトークン論・トラスト論を受けて、ここからは視聴者にも馴染みのある具体のチェーン論へ。第6回のテーマはビットコインとイーサリアム。まず「ブロックチェーンを使ってビットコインを作った」のではなく「ビットコインを作るためにブロックチェーンという技術スタックが生まれた」という出発点の整理から始まる。ビットコインのコアはUTXO——口座残高を管理せず『使える権利の単語カード』を積み上げるステートレス設計で、2009年以来一度も停止もロールバックもしていない堅牢さこそが時価総額最大の理由だと内田は説く。一方で「決済専用なのに決済に使われていない」「保有者が増えない」「半減期とプルーフオブワークの電力代が実体経済の成長とズレ始めている」「AIデータセンターとの電力の奪い合い」など、貨幣としてのBTCの将来には論点が山積みであることも整理する。後半はイーサリアムへ。ETHは価値の保存手段ではなく『スマートコントラクトの利用料(ガス代)を払うためのネイティブトークン』であり、BTCとは見ているレイヤーがそもそも違う——プルーフオブワークからプルーフオブステイクへの移行で何を得て何を捨てたか、デジタルゴールド論の落とし穴まで踏み込み、「ビットコインとそれ以外」という業界地図を描き直す回。
サマリー
エピソードの要点を6項目に整理。時間ボタンで該当箇所から再生、「開く」で詳細を確認できます。
抽象論から具体のチェーンへ
前回まで「良いチェーン悪いチェーン」やトラスト・オラクルといった抽象的な議論を重ねてきた本シリーズ。今回からは実際に使えるビットコインやイーサリアムを題材に、これまでの話とどうつながるのかを検証していくフェーズに入ります。
「ブロックチェーンでビットコインを作った」のではない
多くの人はブロックチェーン技術があって様々なトークンが生まれたと考えがちですが、内田はそこに『ボタンの掛け違い』があると指摘。ビットコインを実現するために様々な暗号技術やP2P技術をかき集めたパッケージがブロックチェーンであり、全てはビットコインから始まったという出発点から見ないと解像度が下がる、と整理します。
決済専用なのに決済に使われていない問題
ビットコインは決済特化のチェーンなのに、実際のBTCは決済に使われていない。ライトニングやリキッドといった高速化技術も普及は限定的で、価値の保存手段としては機能しているが「通貨」としては流通していない、という重要な論点を提示します。
イーサリアムはワールドコンピューター
ビットコインが「中央にコントロールされない新たなお金」を志向するのに対し、イーサリアムは「巨大IT企業に支配されないコンピューターシステム/データ基盤」を志向する。両者は見ているレイヤーがそもそも違う、と酒井が整理します。
PoW→PoSで何を捨てたか
プルーフオブステイクへの移行で電気代は下がったが、ステーキングが投票権という新機能を生み、本当にコンセンサスが正しく成立しているのかという疑問も残る。お金を持つほどノードを立てられる構造はセキュリティを一段下げた、という角度からの議論も可能だと話します。
デジタルゴールド論の落とし穴
BTCをデジタルゴールドと呼ぶ声があるが、ゴールドは価値が消えてもそこに在り続けるのに対し、BTCはマイニングが止まれば消える。災害時に電力が止まれば決済に使いようがない——ゴールドとは性質が違うと整理し、「BTCはBTC、ETHは利用料」という地図で締めくくります。
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VISUAL SUMMARY
ビジュアルサマリー

REFERENCES
参考資料
- Paper
2013年に公開されたイーサリアムの論文
- Paper
サトシ・ナカモトによるビットコインのホワイトペーパー(日本語訳)
GLOSSARY
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この番組は日銀金融庁で銀行監督の経歴を持ち 現在は周南公立大学情報科学部でブロックチェーンについて教鞭を取る内田善彦とグルメアプリのファウンダーとして Web2サービスにブロックチェーンを掛け合わせたWeb3事業を構築したキャリアを持つ酒井勇也 そしてクリプト専門メディア新しい経済副編集長である大塚信也の3人がブロックチェーンについて今知っておくべきことを紹介します 源頭者新しい経済副編集長大塚です周南公立大学の内田です 坂井ですよろしくお願いしますはいそうだったのかブロックチェーンついに第6回目となりました 前回はですね良いチェーンと良くないチェーンというところでご説明いただいたんですが今回はついに今までトークンというベースでいろいろ話してきましたけれども ついにビットコインとイーサリアムについて今回お話しいただけるということでよろしいでしょうかはいはい前回までは良いチェーン悪いチェーン トークンを譲渡することを念頭に置いた時にこういったことに気を回して考えないといけないという話
特にトラストの存在とかオラクルの存在みたいな話までいったんだけども さてと今我々が使える状態にあるブロックチェーンのプロトコルいくつかあると思うんだけどもそういったものを題材にしてですね今までの話とどうつながるのかということと 今までの話からこれらのチェーンを見てきた時にどう見えるのかみたいな話ができたらいいなと思いますそうですねビットコインに関してはビットコインというチェーンであり トークンでありっていうものがあってそれがどういうふうに生まれて広がっていってで実際どういうふうに使われているのか 使われていこうとしているのかみたいなところについて話せるといいのかなと思っていますで一方イーサリアムだったり あとは他のチェーンについても話していけるといいかなと思ってるんですけどそれらっていうのはそれ自体のチェーンだったりトークンだったりっていうのと その上に乗っかかる各事業者サービスっていうのが発行していくトークンっていうのについても
話していけたりするといいのかなと思ってますはい改めてこの番組はブロックチェーンについて知っておくべきことをお二人がお伝えしこれを知ればよりブロックチェーン管理のビジネスをする上で解像度が高められる内容の番組となっておりますそれではお二人今回もよろしくお願いいたしますよろしくお願いしますじゃあビットコインから少し掘り下げていきたいと思いますそもそも2回ぐらい前かなビットコインっていうのは結構他のブロックチェーンのプロトコルとはちょっと違うよって話をしたんだけどもそういったところも含めてもう1回おさらいをしつつビットコインを出発点にして様々なブロックチェーンプロトコルについてお話しできればいいなと思っていますブロックチェーンってそも何ですかっていう話になった時に多くの人っていうのはブロックチェーン技術を使って様々なトークンが実現されたと考えているんだけども
ここからしてボタンの掛け違いが発生してるなと内田は考えていますと何かというとブロックチェーンを使ってビットコインを作ったわけではなくてビットコインというものを作るためにブロックチェーンという技術スタックこれしかもブロックチェーンに関しては様々な暗号技術とかP2Pの技術とかっていうのをかき集めているような状態になっているのでブロックチェーンって一つの技術じゃない様々な技術をかき集めた技術のパッケージになっているということを考えた時にビットコインを作るためにブロックチェーンが開発されたっていう出発点から考えないといろんなところで解像度が低くなってしまう議論の解像度が低くなってしまうと考えていると全てのブロックチェーンはビットコインから始まっているというところから出発したいんだけどもどう思われます?はいいいと思います結構混乱しそうになるかなと思ったのがビットコインというワードを使った時に
ビットコインのネットワークについて話しているのかBTCトークンについて話しているのかがややこしくなるかなと思いましたけどよくありますねそれはじゃあ今日はあえてトークンの場合はBTCと呼んでそうしましょうかブロックチェーンのプロトコルという意味ではビットコインと呼びましょうBTCの時価総額っていうのは他のトークンと比べて圧倒的に多くて最大っていうところがあるんだけどもこれ古いから最大なのかなっていうのが多分あると思うんだけどもこれに関してもおいおい少しずつ議論していければいいかなと思ってますビットコインの特徴としてはUTXOアンスペンドトランザクションアウトプッツっていう一つの技術の名前今日はなんとなく技術の話が多いのでうちだ大して詳しくねーのになんか言ってるぞみたいなツッコミが後から入りそうな気がするんですけどそのあたりに関しては私のXのところに文句を言っていただければいいかなと思っておりますが概要としてUTXOというのがビットコインの技術のコア中のコアであるという話
UTXOってそもそも何ですかっていう話になった時にUTXOってビットコインのプロトコルの中でBTCの移転に関する情報科学的な技術の枠組みのコアになる一つの単語になってると一言で言うとビットコインのプロトコルって今どうなってるかっていうものをノードが知らなくてもUTXOUnspend Transaction Outputsということで誰々宛てにこのトークンを送ったよというデータにその宛先の人の秘密鍵から作られた署名を当てるとそのトークンを今度はまた移転できるようになるとちょっとめんどくさい話なんだけどもそうするとUTXOを見ればそれでいいということでUTXOがどこにどうあるっていうのをなんていうのかなどっかのコンピューターに保存しなくちゃいけないっていうのは特にないだけどそのUTXOを作られてる過程で
UTXOがダブルスペンディングすなわち同じものをコピーして勝手に他の人にAさんBさん2人に送ることがないようにということでブロックチェーンというものにUTXOの素材を確認してるだけで実はBTCを使うときにUTXOを確認すればいいという意味ではものすごくコンパクトな技術仕様になっているそこでは言ってみればあなたのアカウントに残高いくらという概念がないんですねBTCのウォレットって財布のように見えるんだけどもどちらかというと単語カードみたいになっていて1枚1枚の単語カードが自分が持っているUTXOになっていて単語カードをまとめると全部で400BTCあるんだけども1枚1枚の単語カードには2BTCだったり1BTCだったり0.3BTCだりみたいな自分が使える権利を留保しているUTXOをウォレットと呼ばれているプログラムが管理しているって感じになっていて僕の秘密鍵に紐づいたアカウントがこれで
そのアカウントの残高が400BTCという形にはなっていないっていうのがすごく大きな話そうするとBitcoinのネットワークではなんていうのかなBitcoinの残高を管理するコンピューターが動いているような形ではなくてUTXOというのがダブルスペンディングを排除される形でブロックチェーン上に書き込まれているんだけども実際にUTXOを使う時にはもうUTXOを見りゃいいという形になっているっていう形でなんか記憶をどっかに保存しておく必要がないっていうのが結構重要かななんでこれでいいのかっていうとBitcoinは言ってみればスマートコントラクトでどうこうしようとか残高で管理してどうこうしようとかっていう発想がそもなくてBTCをちゃんと譲渡するっていうことに特化したブロックチェーンであるとブロックチェーン技術であるという形になっているとある意味単機能なんですね単機能でかつシンプルであるということでものすごく堅牢である
実際2009年にBitcoinネットワークが動き出してから私のシール隠りBitcoinネットワークって止まったことがないかつリオールしたことがないということから考えると今暗号資産というものの価値っていうか財産的価値を表現する手段として一番技術的に安定している高度かどうかを置いておいて安定しているという意味ではBitcoinプロトコルというものが一番優れているということができるんじゃないかなと思っているとそういった意味で内田的には時価総額が最大な暗号資産がBTCであるというのはここにある技術的に最も安定しているので財産的価値を管理するのに一番都合がいいという意味でここにフィアットから来た様々な経済的価値が集まっているという風に勝手に考えていますそういった意味で多くの場合ハードカレンシーという言葉に代表されるように
Bitcoinは中央銀行が勝手にプリンティングマネーしませんという意味では2100万枚の発行上限でコントロールされているというような形とかあとは分散度が最も高いブロックチェーンであるとかが合成された結果として価値の保存手段として一番優れてるからBTCが一番時価数額が大きいという方多いんだけども私はそっちにあんまり組みしたくないなと思ってるんですねどうですかねこの辺りそうですね前回ですかねそのブロックチェーンは拡張性があってとかインターオペラビリティがみたいな話をしてたかなと思うんですけどちょっとその視点とは結構ずれるっちゃずれるのかなと思っていますとBitcoinっていうのはBTCしかないですよね前回の話を一回置いてた方がいいですねとかBitcoinの上に知識なんかNFTを刻むみたいなのありましたけど基本的に独自のトークンをとかNFTをとかデータを載せるっていうのはないある種シンプルっていうところはあるよねっていうふうに思います
重要なのはおそらくなんだけどもこういった決済専用単機能ブロックチェーンの上にBTCが流れている中で決済専用のチェーンなんだけど実はBTCは決済に使われていないんじゃないか問題っていうのがあってそうですよねで決済専用と考えられている高速化技術なのかなコンパクトな技術としてライトニングとかリキッドとか言われてるんだけどもこれらの言ってみれば実装も思ったほどは裾が広くない状態に留まっていて結局Bitcoinっていうものっていうのは技術的には完成されたとしてBTCの流通という意味では価値の保存手段としては現状はボラテリティ異様に高いので保存手段として適切かどうかっていうのは議論あると思うんだけども時価総額が最大であるし200兆円以上の財産的価値がキャリーされてるという意味では機能してるんだと思うんだけども
決済には使われていないというのが結構重要な点なのかなと私自身は考えている将来決済に使われるんですかって話があるんだけども実はBitcoinコミュニティもかすみ送って生きてるわけじゃないからみんなそれなりに自分の言ってみれば生活するための最低限の所得っていうのが必要で今までは初期にBTCを手に入れた人であればそのBTCの価格上昇によって自分たちの生活コストを賄えていたという話があるそうするとBTCの価格上昇がないとなると実はそういったコミュニティの労働力の維持っていうのがおぼつかなくなると考えられているんだけども果たしてこれから先もBTCの価格上昇が担保されるかどうかというのは私は2100万枚であるからBTCの価格が上がってるとは思っていないのでここに関して結構心配してるんだけどもこの辺りって酒井さんどう思われます?結構ここら辺は難しい話だよなと思いますと
まずやっぱり最初に思うのがBTCってそもそも決済の手段として生まれたんだよねっていうところを僕はすごい思っていますとそれこそ当初は最初って日本国内においても仮想通貨って言われてたわけですね通貨だったんですよ最近いろんな取引所の方も言ってるなと思うんですけど当初はみんなペイメントのサービスを作ろうとしてた作ってたって言っていてそう始めたんだけど結局ペイメントっていうよりかは交換業になったみたいなこといろんな方が言ってるなと思っていて結構僕はここが大きなポイントなんじゃないかなと思っていますと結局仮想通貨から暗号資産っていう資産に変わってしまったっていうところが本当に良くも悪くもっていうのはあるんだろうなと思っていますでかつ決済手段っていう観点からするとその変化はあまりよろしくないんじゃないかなと思っています
で価格のボラテリティとか価格が上がり続けるみたいなところについてもすごい難しいなと思っていてだって決済手段として支払いに使うんだったら今日より明日価格が上がってんだったらその通貨トークンで支払いをしたくないので決済手段として成立しないっていうところはあるよなと思いますとなので価格が安定しだしたら決済手段として使えるかもねっていうところなんじゃないかなと僕は思います価格が安定っていうのはどちらかというと少し下がるっていうややインフレ中央銀行的には2,3%のインフレ率というのがマネーが流通するにも都合がいい経済が活性化するのも都合がいいと一般的には言われているんだけどもビットコインって当然経済の成長に対して発行枚数増えないので基本的にはデフレ通貨1枚あたりの価格は経済が成長すればするほど上がらないと辻褄が合わない通貨という形にはなっている
今あえて通貨という言葉を使っているのは貨幣的な側面にフォーカスして議論したいんだけどもそういったことを踏まえた場合にビットコインって設計上大きな改変が求められているのかなここは結構難しいところだよなと思いますと結構僕はそこにはプルーフォブワークのところとかも結構絡んでくるんじゃないかなと思っていたりとかマイニング報酬についてどうなっていくのかみたいなところもあるかなと思っていますちょっとプルーフォブワークマイニング報酬半減期っていう言葉で代表されるように減ってきてるんだけども減る速度が早すぎたかもしれないなっていうのはビットコインコミュニティでも時々言われることがあって言ってみれば1BTCの価格っていうのは上昇してるからこの半減期でついていってるように見えるんだけども次の半減期まで考えると正直プルーフォブワークを支える電力代っていうのがもうペイしないんじゃないかって言われ始めていてもちろんBTCの価格が上がれば半減期が来てもペイし続けるのかもしれないけど
それのペースとうまく今合わなくなり始めているというのもやっぱり気になるところただプルーフォブワークっていうのはやっぱり電力を突っ込むことによって言ってみればブロックチェーンの一番長いチェーンの正当性を裏付けるこれをビットコイナーの言葉に置き換えると電力の缶詰的にBTCの価値を表現できるというような形につながっていくのかもしれないけどもまさしくこの半減期マイニング報酬電力代とのバランスかつ2100万枚上限この外側には実体経済の経済成長っていう言葉があるのでまさしく決済手段としてBTCがうまく流通されるためにはなんかシステムというよりは社会的なシステムの中のBTCの位置付けを結構変えていかないとというかやっぱり基本設計のところで貨幣としてのBTCとブロックチェーンプロトコルとしてのビットコインプロトコルっていうので
ビットコインプロトコルが堅牢かつ優れているとしても貨幣としてのBTCの将来っていうのは結構いろんなところで論点が出てきているのかなと思ってきてるんだけどもそういう理解でいいのかな?まあそうですねここはあとは前回の話でもあったように結局その決済手段として考えるんであればですよ何の決済手段としてBTCを使うんですかっていうところも一つあるのかなと思いますと今のフィアットマネーで決済できてるものをビットコインに置き換えるっていうことを別に日本円で払えるところをBTCで支払えるBTCに変えますっていうことをする人があるのかっていうのは一個あると思いますとただしそもそも日本円じゃ払えなかった受け取ってくれなかったものとかUSドルだったら払いづらかったものっていうのをBTCっていうのはあるよね
分かるっていうのはありますとただしまあまあ思いつきやすいのは結構アングラなものばっかりがどうしても多いっちゃ多いなと思うのでなんかそこをこう見つけるっていうのは一つ大事だし結局あとは決済手段として成立するためにこれはそれだけじゃないんですけど一つの要素としてやっぱり僕は保有者の数っていうのはすごい大事なんじゃないかなと思っていてそれこそBTCはちょっと保有者が広がっていないではないかなと思っていてかつこれが暗号資産という風になればなるほどより保有者は広がらなくなっていくなぜなら決済という支払いによって渡されることがなくなってホールドしていくから持ち主がどんどんどんどん減って増えないっていう風になっちゃうのがなんか悲しいところかなと思ってますそれは世界的に見てもそういうことですかそうですね保有者が増えないまあDATとかETFって言われてるけど間接保有も含めて結果として保有者増えてないというところは
かなり決済通貨として考えた時にはマイナスポイントかなっていう気はしますねでその上でですけどやっぱりこのBTCっていうものを見た時にこのデフレ通貨ですとかあとはプログラマビリティという意味ではあんまりないねって話でそこら辺のことを考えたらイーサリアムはイーサリアムファンデーションが行ってみれば流通量をコントロールしてるのかお金が欲しくて売却してるのかよくわかんないんだけどもそれなりにイーサリアムの枚数っていうのをコントロールする枠組みもPOSになる時に導入してるわけだしかつプログラマビリティというものが導入されて言ってみればネクストレゼレーションオブビットコインかなという形で生まれてきたようによく言われているんだけどもイーサリアムに関してさっきビットコインでしゃべりすぎたのでちょっと酒井さんの方から簡単にまとめていただいてそうですねイーサリアムについて話すと今のビットコインのっていうところの文脈果たしてどこまで使うべきなのかなと思うところも一つありますと
でイーサリアムってよく言うのがそのワールドコンピューターって言っていますよねなんでビットコインBTCっていうのはある種中央政府にコントロールされない新たなお金みたいな思考が強いのかなと思っていてイーサリアムだったりその他のチェーンですねっていうのはどちらかというとその中央集権それこそガーファムみたいな大きな中央集権にコントロールされないコンピューターシステムだったりデータっていうところを結構試行してるんじゃないかなと思いますとでそのデータの中の一つにトークンというようなものだったりとか通貨みたいなものが載っているっていう風に考えた方が分かりやすいじゃないかなと思いますとなんでちょっとイーサリアムとビットコインって実はこう見てるレイヤーがそもそも違うっていう風に考える方が分かりやすいかなと思いますワールドコンピューターを使うためにイーサリアムがあるまあそうですねそんな感じかなと思っています
イーサリアムですね僕がやっててよかったかなっていうところは一つはやっぱりスマートコントラクトっていうところが一番大きいかなと思いますとでスマートコントラクトって別に言ってしまえばブロックチェーン上で動くソースコードみたいなものっていう風に考えちゃうのが僕はシンプルかなと思いますとでまあ勝手に動き続けてくれるものっていう風に考えられるかなと思っていますそうですねはいあとはもう勝手に動いてくれるっていうところかなと思いますとっていうのとあともう一ついいのはスマートコントラクトがあるからっていうところでもあるんですけど基本的にこうデータの規格が統一されているEVM系だったらERC-20だったらトークンという風にファンジブルトークンになりますよとかERC721だったらノンファンジブルトークンですよセンファンジブルトークンですよみたいな感じになっているのでそういった意味では規格が統一化されてるから前回の話に関わるようにコンポーザビリティがある他のサービスで発行しているトークンっていうのを言ってしまえば自分のサービスでも表示することができるっていうのが便利なところとしてあるかなと思っています
ここまでが一旦ざっくりとしたイーサリアムの話っていう風になりますとでまあ両方ともですねそのブロックチェーンというネットワークシステムっていうのを使ってビットコインに関してはその通貨を管理するイーサリアムだったらスマートコントラクトを管理してその上何かが組み立てますよっていう風になりますというのがあってで一つ違いがあるとしたらビットコインはさっきも出たようにプルーフオブワークっていう仕組みを使ってましたでイーサリアムは最初それを使ってたんだけどプルーフオブステイクっていうような別のコンセンサスモデルに変わりましたそうですねっていうのがありますとでここはなんかいろんな観点があるのかなと思っていてまあいいのか悪いのかとか何を取って何を諦めたのかみたいなことはちょっと話してもいいのかなと思いますいやそこ難しいからその前に今聞いてて思ったんだなるほどと実はビットコインプロトコルの上のBTCっていうのと
イーサリアムプロトコルの上のETHっていうのは同じように見たら全然違うもの単にBTCもETHも交換所も含めて取引されてなんか財産的価値をキャリーできるんだけどもBTCは本当にBTCの単機能でETHっていうのはスマートコントラクトを動かすためのガス代の決済手段だから実は本来ETHって別になんていうんだかな財産的価値の価値の保存手段という機能って正直あってもなくてもいいというんだけど実はそこでファンデーションの上コストとか開発者の生活コストとか考えるときになんとなくだけのETHにそういった価値の上昇みたいなものを乗っけてコストをマネタイズしちゃったっていうところで実はイーサリアムの理解をビットコインからの実続きで強引にしてしまって
最大の誤解が生まれてるようにも聞こえるんだけどそういう意味でいいんだよねでもそういう考え方を僕はしちゃっていいと思います他の人がどうかは分かんないんですけど何も知らないブロックチェーンとかビットコインとかを知らない人に対して話すときって実はBTCよりETH、イーサの方が分かりやすいんじゃないかなっていう気も僕はしますなぜならよく言われるのがBTCについて何も知らない人って裏付け資産がみたいな話になりますよねよく言われるやつでもETHの方ってある種スマートコントラクトを動かすために支払わないといけないという明確なっていうのがあるっていうのは一つあるんじゃないかなと思いますイーサリアムの経済圏を動かすためだからそこに日本だったら日本円だったら日本円経済に紐付いてるでしょみたいな話と同じようにイーサリアムだったらイーサリアム経済圏にじゃないとイーサリアムが動かないっていうところがあるっていうのは一つあるんじゃないかなと思いましたそうするとETHはひょっとしたら仮想通貨ではなくてなんだろうな
イーサリアム利用料のトークンみたいな感じで整理できてもいいんじゃないかとそうした場合にはもう正直なところ発行枚数とかも実はあんまり関係なくてイーサリアム上の様々なスマコンを動かすために必要なコストを表現する手段であれば何でもいいので1枚あたりいくらみたいなものも実は本質じゃなくなる利用価値みたいなものが本質になるある種雑句言うと僕はそうだと思っていて逆に言うとイーサリアムブロックチェーンというチェーンがそのスマートコントラクトが使えるワールドコンピューターであるからイースは価値がどんどんどんどん期待の価値が積み重なることができるっていう風になると思っていて仮にイーサリアムブロックチェーンが急にビットコインと同じようにイースしか動かせませんってなるとどんどんどん下がっちゃうっていうのは一つあるんじゃないかなという気はします
ここで一個ややこしいのがさっきも話したようにプルーフォブワークからプルーフォブステイクに変わったっていうところだと思っていてプルーフォブステイクに変わったせいでいいのか悪いのかですよイースというものの持つ機能価値っていうのがちょっと増えてしまった良くも悪くもっていうのはあると思いますそれってどんなところですかステイキングすることによってある種それは投票権になってるわけですよね今までその機能はなかったわけですよイースにはでもそこもそのイースは持つようになってしまった良くも悪くもっていうところがあるしここはさっきの発行枚数みたいな考え方ともすごい密接に関わったりするし逆にバーンしていかないといけないっていう一つの理由にもなっていくっていうのはあるんじゃないかなと思いますそれに加えて電力の缶詰的な側面がなくなったっていうのもあってやっぱりETHの価格を議論する土台がだいぶ変わったっていうのはその通りだなとところでPOSプルーフォブステイクになって結局何を取って何を捨てたんだろう
プルーフォブワークって僕は結構いい仕組みだよなと実は思ってますコンセンサスを取るとか何が正しいかっていうところ正直プルーフォブステイクって電気代は安くなった以上だと思っていてなんか僕はブロックチェーンピアツーピアの分散コンピューティングとしてある種一つ大事なものを捨てちゃってないかいという気もしているっていうのは思います何が大事なものです本当にコンセンサスっていうのが正しく成立してますかっていうところそれはそうですよねだからよく言われるPOSをいっぱいお金持ってればいっぱい能動が立てられるからって話のことですよね実はですねっていうのがあるのでなんか果たして本当にみんなのコンセンサスをちゃんと取れる仕組みなのかっていうのはあるんじゃないかなと思ってます言ってみれば電気代を安くするためにセキュリティのレベルを一つ下げた極端なこと言うとこのステーキングの枚数で51%攻撃ができちゃうまあ厳密には51%攻撃にならなくてスラッシングがあるかもしれないけども
まあ言ってみればステーキングの枚数っていうのが一つセキュリティを下げるという下がってしまったという角度から議論可能ではあるということかな多分反論は技術的な面から反論あると思うんだけどもまあそういうことでいいのかなはいそこはすごい気になるなっていう気はしてますでも一方でプルホブワークって言ってみればまあなんていうのかな原始的なところから出ないことによってブロックチェーンの正当性を示すという技術体系だと思うんだけどもやっぱ電力使うじゃないですかで最近AIでデータセンターゴンゴンゴンゴン立っててマイクロソフトとかアマゾンとかで自分で原子力発電所建てるぞみたいな話になっている実は電力の奪い合いが始まっているで私日本の電力会社の方と話すことが時々あるんだけどももう2030年とかもう3年後とか4年後になると電力の奪い合い深刻になってデータセンターをうちの電力会社に繋がせないみたいなね話が
どこの国でも起こるかもしれない話になった時にデータセンターの人たちの方が資本大きそうなのでそういった意味でビットコインのマイナーの人たちっていうのが弾き出されてしまうディスクっていうのはこの辺りどう考えればいいんだろう本当にそこは深刻な問題としてあるっていうふうには思いますだからビットコイン持ってる人たちみんな頑張って発電所作ろうっていうことを考えないといけないブータンは自然の再生エネルギーとかやってますよね自然エネルギーかブータンの発電量はもうこれ以上増えないからそうですよねといった意味では発電量を増やさないとAIデータセンターとの奪い合いに負けちゃうなんかそのさっきのビットコインの保有者数が思ったより伸びてないっていうところとかが僕は結構すごいそこにも関連する話だと思っていてすごい話を飛躍させると保有者数が少ないんであれば動かなくなってもビットコインがね
動かなくなって価値がなくなったとしても困る人の人数が大して多くないから大きな視点からしたらどうでもいいやっていうことも言えてしまうんだと思うんですよ逆に言うといろんなもう世界中の人が持ってるってなったらそれはビットコインが止まってしまうとみんなの資産が例えば10万円下がるってなっただけで僕は大事になると思うんですよ世界中の人それはそうですよねっていうのがだから止めれないっていう風になるよなと思っていてなんかそういった意味でもやっぱりもっと多くの人が持ってない限りビットコインは維持されないされるインセンティブが社会的にも生まれないし本人たちもできない維持できないっていう風になってしまうんじゃないかなっていうのは思います一応そうだよねと言いつつ私はブロックチェーン技術がマスアダプションという形で広がっていくときにはビットコインがいろんなところにつつ裏裏使われるっていうのが第一早期一番最初に考えられるシナリオだよねっていうのはあんまり変えてるつもりはないので闇用でビットコインなのかと私を殴らないでくださいというところはある中で
やっぱりビットコインって常にそういった論理的攻撃に耐えてきた技術であることは事実なのでこれからもこういったディベートの中でビットコインはさらに堅論になっていくっていうことを想定しつつもやはり議論となる論点っていうのはやっぱりパイの大きさが大きくなった一方でユーザー数は意外に増えてないとかそういったバランス全体から見たときにも論点が少しずつ変容するもともとも論点はあるんだけども変容していくっていうのはあってこういった論点っていうのは実はイーサリアムの持ってる論点と全く違うかつイーサリアムでやろうとしてることっていうのはまさしく独自トークンを動かすとかに代表されるスマートコントラクトの活用みたいな形になっていて本質的にはスマートコントラクトの上で動くものが通貨のように使われるケースもあるのかもしれないし我々はトークンの譲渡っていうのはすごく重要視してるんだけども通貨という機能に特化してるのがETHじゃないんだよねっていうのは
すごく何度もここ強調したいのかなとETHはもう本当にスマートコントラクトの利用料を決済するためのトークンでよくネイティブトークンっていう言葉あると思うんだけど本当にネイティブトークンですとスマートコントラクトの利用料を支払い用ですっていう形ビットコインはそういうスマートコントラクト持たないので全然やろうとしてることが違うと思うとよく暗号資産ってビットコインとかイーサリアムとかあるよねみたいな議論あるんだけども私の感覚からだとやっぱり繰り返しになるけどビットコインはビットコインなんですよねイーサリアムとその他いろいろスマコンを動かすたくさんのチェーンがあるよねっていう意味ではビットコインとそれ以外になっていてかつそこのネイティブコインの価格とBTCの価格っていうのを同列に比べてはいいんだよ市場として同列に交換可能性を考えるのはいいんだけどもやっぱりロジックちょっと違うのかなっていうのは気をつけた方がいいなと思いますと
そうですねそれはまさにその通りだと思っていてたまたまそれぞれBTCにしろイースにしろ他のトークンにしろブロックチェーンという技術を使って生み出されたネイティブトークンですねであるだけでそれぞれやっぱ全然違うものだしその違う裏付けというか信頼というかっていうのによって成立しているものっていうのがあるんじゃないかなと思っていますじゃあ最後にこれで多分ビットコインとイーサリアムのプロトコルとしての我々の立ち位置の概要はお伝えできたと思うんだけども本当に最後におまけとしてですねBTCって100万ドル以上の価値になると信じている人といやいやいやどうかなって人たちいると思うんだけどもBTCが決済用に使われるとすれば世界の経済規模から考えてそれを2100万枚で割れば当然100万ドルじゃ効かないわけですよねで今のフィアット通貨の総額を考えても
それを2100万枚で割ると当然100万ドルじゃ効かないわけですよねとでも実は決済用に使われないと考えた途端にその議論ってなくなるじゃないですか確かにさてとこれはどう考えればいいですかねだから暗号資産として生きていくのか普通貨として生きていくのかみたいなところが分かれるよねと思っていてなんかたまにデジタルゴールドっていうことを言う人がいるんですけど僕はそこはちょっと違うと思っていてなぜならゴールドは消えないんだもんっていう価値がなくなってとしても消えないんだけどBTCって動かなくなったら消えるからなんかちょっと違うんじゃないというところも思ったりはしていますビットコイナーの人たちはビットコインネットワークを禁止するということは不可能であるという意味でハッシュレートが上がったり下がったりはするんだけどもマイニングという行為はもうこれから先未来永劫止まらないと
そこですよね大事なところが彼らの重要な論点になっていて今の酒井さんの話っていうのは止まらないという気合が止まってしまう気合が続かない可能性っていうのがゴールドとは違うよねっていう話一般的にデジタルゴールドって2つの側面があってゴールドっていうのは総量に上限があるというか採掘スピードに上限があるというので量に制約があるよねっていうことが1点目と2点目は可閉的な利用価値があるよねっていうのが2点でこの2点はビットコインも有してるよねっていうのをデジタルゴールドって言われるケースがあるんだけども今酒井さんがおっしゃったところっていうのはそこではなくてゴールドはそこにあるとだけどBTCはマイニングという行為が続く限りはそこにあるかもしれないけどもそれ以外だったらそこにないっていう話実は私は全然違うところでBTCはそこにないかもしれないなと思ったのは電力って災害の時止まるよねと
災害の時とかあとは治安が極端に悪くなった時にここも決済に使えるかって話になって2つあって決済にそもそもBTCで使われてないじゃないかって論点が1個といざという時決済に使いようがないじゃないかっていう論点がやっぱりあってやっぱりゴールドとはちょっと性質が違うところも結構あってこの辺りはやっぱり将来のディベートにちょっと下駄を預ける形で我々は論点としてこういうのあるよねって示さないとあと徹夜のトークになってしまうのでこの辺りでBTCはそういうものだねとあとイーサはBTCとは全然違うよねと貨幣ではないくって言ってみれば利用料だよねみたいな形で整理していいのかなはいそれでいいと思いますはいありがとうございます僕自身BTCはBTCの仕組みにトラストしているから価値があるんだって普通に思い込んでいたんですがそういった考えの側面があることを聞けて
結構目から鱗っていう表現があってるか分かんないんですけどそういったところでBTCおよびイーサリアムについてもこれまでのお話も合わせてかなり整理ができたなという回でしたはいということで今回はBTCとイーサリアムについてお話をいただきました内田さん酒井さんありがとうございますありがとうございましたありがとうございました次回もよろしくお願いいたしますよろしくお願いしますよろしくお願いします
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