EP.002
そうだったのかブロックチェーン EP.002 市場と流動性、マネーとトークン
「そうだったのかブロックチェーン」の本編第2回。前回の『トークンとは何か』を受けて、今回はトークンが『市場』と出会うと何が起きるのかを掘り下げます。30人の教室から500人の教室へ——第三者の観測によって、相対取引の主観的な価格が集団の客観的な合意に転化する瞬間、そこに流動性が生まれるメカニズムを解説。さらに明日・明後日という時間軸が加わると市場はどう厚みを増すのか、マネーとトークンは『あげる・もらう』という動詞でどう使い分けられるのか、譲渡可能性という補助線から整理します。次回はトークンとコミュニティの関係へ。
サマリー
エピソードの要点を8項目に整理。時間ボタンで該当箇所から再生、「開く」で詳細を確認できます。
今回のテーマ「市場と流動性」の位置づけ
前回扱った教室の『サイズ(ローカル→ジェネラル)』と『時間(明日・明後日)』という2つの軸を、トークンの『あげる・もらう』に掛け合わせると、自然に『交換』——つまり市場の議論が立ち上がってくるから。番組の縦糸がここでつながります。
30人の教室と500人の教室で、トークンに起きる変化
30人なら「誰から誰に渡したか」という履歴=ナラティブが残るが、500人になると履歴が薄れ、「掃除が上手い」という目印としての性質だけが残っていく。ローカルな関係性が削ぎ落とされ、トークンがジェネラルな記号に変わっていく過程です。
相対取引の価格が客観的な価格になるメカニズム
『僕とあなた』の主観的な取引を『隣の誰か』が観測し、真似をし、さらにそれを次の第三者が観測する——この連鎖によって、主観的だった合意が客観的な相場に転化していく。番組で言う『流動性』とは、この合意にブレがない状態のことです。
「時間」が加わると市場はどう変わるか
「今30枚で掃除を変わる」だけでなく「明後日掃除するから今40枚くれ」——明日・明後日という時間軸が入ると、市場は横の広がりだけでなく縦の厚み(先渡し的な取引)を持ち、流動性は掛け算のように拡張されていきます。
番組における「客観」の定義
経済学の理論的な客観ではなく、『市場参加者が納得している状態』。摩擦があっても合意に至れば客観と呼ぶ——この立場は以降のエピソードでも貫く、番組の重要な土台になります。
マネーとトークンの使い分け
マネーは『使う・受け取る』だけの無味乾燥な媒体で、測りきれない価値(お店の紹介・感謝・評判など)には向かない。そこを埋めるのが『あげる・もらう』まで含めた動詞を持つトークン。マネーで支払うと気持ち悪い場面こそ、トークンの出番です。
トークンとマネーの本質的な違い
『譲渡可能性』。マネーには使う/受け取るしかないが、トークンには『あげる・もらう』と『使う・受け取る』の両面があり得る。経験や能力など譲渡できないものに、譲渡可能な印を紐づけることで、市場化されない価値にも出口を作れるのがトークンの強みです。
次回の展望
譲渡可能なトークンが場にあると、コミュニティはどのように豊かになるのか。第3回ではトークンとコミュニティの関係を、第4回以降でビットコイン・イーサリアムの話に接続していく予定です。
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ビジュアルサマリー
TRANSCRIPT · PREVIEW
文字起こし
そうだったのかブロックチェーン この番組は日銀金融庁で銀行監督をしてきた経歴を持ち現在は周南公立大学情報科学部で教授としてブロックチェーンについて 教鞭を取る内田よしひこと過去にグルメアプリをファウンダーとして立ち上げ web 2事業にブロックチェーンを掛け合わせ web 3事業として構築した経歴を持つ坂井優也がブロックチェーンについて知るべきことを世の中に訴えますはいということでそうだったのかブロックチェーン今回で第2回目となりました 前回はですね大きなショーとしてトークンについてということで始まったわけでございますが
前回はトークンはもらうとかあげるとかそういった定義みたいなところを結構トークンという考えみたいなところをお伝えしていただいたんですが今回はどのようにお話が展開していくのでしょうか まああの話しながら考えますけど前回はそういった意味で最後の方で小学校のクラスルームみたいなものが30人の場合と500人の場合で転校生がたくさん行って出たり入ったりする場合っていうので実はトークンっていうのにナラティブがついてるんだけどそのナラティブの意味っていうのがみんなに共有される場合と共有されない場合があるしあとはもらったトークンって次の日または10日後に価値が減っちゃう場合があるかもしれないから運営がその価値を大切に維持するようにうまく持っていかなくちゃいけないって話が最後の方にあって
そういった意味ではクラスの大きさみたいな話と明日明後日10日後みたいな時間の話が入った状態でなんかしんないけどまあもう40分経ったからいいよねって感じで終わったかなと思ってますはいはいはいありがとうございますそこで今回はじゃあどのように展開していくのでしょうかそうですね前回のサイズと時間というところっていうのをトークンと組み合わせることによってじゃあそこでどういうトークンのあげるもらうみたいなところのまあいわゆる交換というものが生まれていくのかっていうところだったりとかよく言われるようなそこからじゃあ市場っていうものにどういうふうにつながっていくのかみたいなところについて話ができればいいかなと思っていますはいありがとうございます改めましてこの番組はお二人がですねブロックチェーンやトークンについてビジネスをする上で知っておきたいこと
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